こんにちわ!ぺぱみるです!
今回はあの2023年の大ヒットしたドラマ
『VIVANT』の最後に乃木とノコルが交わした言葉、
「皇天親無く惟徳を是輔く」という漢文。
そして同じドラマに登場し乃木と野崎の
飛行機の機内で乃木が伝えた
「鶏群の一鶴眼光紙背に徹す」という
2つの言葉の意味について解説します!
「皇天親無く惟徳を是輔く」の意味
「皇天親無く惟徳を是輔く」とは、日本語で
「天帝は親切ではないが、ただ徳(とく)を重(おも)んじる」
という意味です。この言葉は、
天や神が直接的に人々を導くのではなく、
個人の徳や美徳が社会を支えるという考え方を
表しています。つまり、個人の道徳的な行為や
善行こそが社会や国家を繁栄させる
原動力であるということです。
なぜ乃木はノコルにこの言葉を伝えた?
このことわざが出たシーンは、ドラマ終盤にバルカにいるノコルと
日本にいる乃木が携帯でベキの事でやり取りをしていた時でした。
これにはこのような考察ができます。
![](https://peppermill-girl.com/wp-content/uploads/2024/01/VIVANT01.jpg)
ノコルは乃木憂介に
「ベキたちの墓はバルカに建てたい」
と言います。
そのあとに乃木は「皇天親無く惟徳を是輔く」と
「花はまだ手向けない」と答えました。
つまり、まだベキは故人ではなく現存していると
言いたかったのでしょう。
![](https://peppermill-girl.com/wp-content/uploads/2023/10/kurodafuka-eye3-160x90.jpg)
![](https://peppermill-girl.com/wp-content/uploads/2024/01/心理テスト1 最初に見えたものは アイキャッチ-1024x576.jpg)
ドラマを見ていた方はお分かりかと思いますが、
乃木は銃を発砲したときに、ベキの急所を
ギリギリ外していました。
個人の徳とは、個人が持つ美徳や道徳的な価値観を指します。
この徳が重んじられることで、個人は社会において尊敬され、
信頼される存在となります。
![](https://peppermill-girl.com/wp-content/uploads/2024/01/心理テスト1 最初に見えたものは アイキャッチ-160x90.jpg)
また、個人の徳は他の人々にも良い影響を与え、
共同体全体の幸福や繁栄を意味します。
一方で、「皇天親無く惟徳を是輔く」は、
天や神による直接的な導きや恩恵を受けるのではなく、
個人の努力や行動によって社会や国家が
発展することを示しています。
![](https://peppermill-girl.com/wp-content/uploads/2023/12/furusatonouzei-beef00-160x90.jpg)
この言葉は、個人の自己啓発や道徳的な成長の
重要性を強調し、個人が自らの徳を高めることで
社会全体の繁栄に貢献することが求められることを
意味しています。
ちなみに読み方は「皇天親無く惟徳を是輔く(こうてんしんなくただとくをこれたすく)」ですよ!
![](https://peppermill-girl.com/wp-content/uploads/2023/12/furusatonouzei-beef00-160x90.jpg)
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