【ぺぱみる調査3】鬼にやさしい美術館の秘密とは!?

突然ですが皆さんにとって「鬼」とはどんな存在ですか?アニメの悪役?おとぎ話のラスボス?なーんて、とにかく良いイメージが無いのでは?そんな数奇な運命の鬼たちですが、ある地方には鬼たちが優遇されている場所があるそうなんです!ということで、今回も私ペッパーミルガールが行ってまいりました!遥々香川県まで!

鬼たちに優しいのはアートの島

日本各地で子どもに泣かれ、豆をこれでもかと投げつけられる”鬼”。

そんな鬼たちに、日本で唯一かも知れない、

優しい場所があると聞いて向かったのは、香川県・小豆島です!

兵庫県姫路市まで車で40分。そこからフェリーに乗り継ぎました。

船の名前は「第五おりいぶ丸」!さすがオリーブが名産なだけありますね~小豆島!

そんな小豆島では3年に1度「瀬戸内国際芸術祭」が開かれていて、

開催されると島中が様々な芸術作品にあふれる、”アートの島”でもあるんです!

と言っているのもつかの間、小豆島に上陸です!風が気持ちいい~(笑)

あれ?あれ??何か看板がありますよ!

『ヒトより妖怪が多い美術館』。。うん、ここに間違いない(笑)

『だいたい10ふんくらい』の表示もじわじわきますね( ´∀` )

そして私は歩幅が短いせいか、15分かかって到着しました!

鬼たちの憩いの場所「妖怪美術館」へ

ここがその場所、その名も「妖怪美術館」ですっ!

小豆島にある古民家や蔵など4棟の古い建物を、

なんとわざわざリノベーションして建てたというこの妖怪美術館

すると突然、館内からロングヘアーの男性がこちらを除いているではありませんか!

四国紹介サイト 公式HPより

そう!この方こそ妖怪美術館を運営する佐藤 秀司さんです!

佐藤さんはこの小豆島の町おこしをするために移住してきたそうなんです。

ちなみに館長さん曰く、この美術館には世界中から800体以上の妖怪が集まっているんだとか!

いざ!妖怪美術館の中へ!

この美術館は1~4号館で構成されていて、

どれも古民家改造しているので、なんだか薄暗い雰囲気なんです。

ここに並んでいるのは、「牛鬼」や「子泣きじじい」など、昔ながらの妖怪たち。

どれも今にも動き出しそうなクオリティです。

お見せできなのが残念ですが、これは皆さんの目で確かめてください!

もちろんこの美術館にいるのは、オーソドックスな妖怪だけではありません。

映える写真をエサに、ひたすらハートマークを釣り上げることに躍起になっている、イノシシ。

この妖怪の名前は「亥々根憑(いいね、つき)」。(笑)

そして皆さんも経験ありませんか?

朝、目覚まし時計が止まっちゃってること。

それはこの妖怪の仕業かもしれません。

その名も「妖怪ねすごし」

バズるバズる!鬼の避難所

いよいよ到着しました!鬼たちの憩いの場所に!

その名も「鬼の避難所」です!(笑)

まるで田舎に帰ってきたかのような、あたたかい茶の間。

節分を前に、すでに避難してきた鬼がちゃぶ台を囲んで、

テレビではまるで天気予報のように「豆まき注意報」が報じられています!

ちょっと可愛いぞ♡

なんでも、館長さんのお話によると「節分で酷い目に合う鬼たちを少しでも労いたい」と

このエリアを設けたそうなんです。鬼たちに優しすぎます!

鬼たちのために憩いの場所を設け、あの人気アニメやおとぎ話の主人公たちからも、

全力で鬼を守ろうとする『妖怪美術館』。

私自身は”多様性重視”のこの時代を、どこか予知していたかのように感じました。

果たして皆さんはどう感じるのでしょうか?

一度足を運んでみてもらえると嬉しいです!

妖怪美術館へのアクセス

住 所:〒761-4106 香川県小豆郡土庄町甲398
定休日:不定休(祝日は無休)
電話番号:0879-62-0221



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